「対消滅反応で発生した膨大なエネルギーは、対消滅プラズマ流として パワートランスファーコンジットを経て反重力ジェネレータコイルに導かれる。 コイルに導かれるエネルギーが一定量を超えると干渉フィールドが形成され、 周囲の重力場を制御することが可能となる。 干渉フィールドは反重力ジェネレータコイルの干渉アレイによって 干渉フィールドの指向性を制御でき、それによって機体を浮揚・機動させることが可能となる。」 ・・・と、これが対消滅反応から反重力システム稼働までの一連の流れです。 実の所、反重力システムによって機体を浮揚・機動させるだけならば、 対消滅炉などは必要なく、重力偏向機関も1基で必要十分な筈なのです。 真はクレイ-ドラグーンをバージョン3に進化させ、地球〜冥王星間の惑星間運用実験をも 計画しているようです。彼は一体、このマシンで何をしたいのでしょうか? |