真の相棒、祥瑞 竣(しょうずい たかし)が跨っているのは、
87年にスズキが発表したコンセプトバイク《NUDA》です。今見ても十分カッコよいねぇ。
因みに《NUDA》もカウリングがフレームの役割を果たしているのです。
それにしても竣君、ノーヘルはどーなのよ。

クレイドラグーンは、超高精度なメカが一部の隙も無く、
さながら立体パズルの様に組み合わされて構成されています。
そしてそこで扱われるエネルギーは、
一時間程度の機動実験で日本の年間電力消費量を遥かに上回ります。
そんな巨大なエネルギーを僅か4m弱のマシンに封じ込めた為、
クレイドラグーンはエネルギーバランスが得られにくく、
非常に「遊び」の少ない機体となってしまいました。
機体の安定には繊細且つ非常に神経質な制御を要求され、通常のコンピュータでは処理が追いつかず、
機体制御には《アリス》と呼ばれる専用コンピュータが導入されています。

《アリス》は人間の脳と基本的に同じ構造を持つ生体光コンピュータです。
「彼女」は意思や感情をも有し、創造者である真に絶対的な信頼を寄せています。
しかも「彼女」には片想いの恋人がいると言う噂も・・・!?

ところでクレイ-ドラグーンのデザインは、
OVA「メガゾーン23」に登場した主役メカ《ガーランド》が全ての源です。
何とか自分でもあんなメカを創りたいという思いが、最終的に
現在、クレイ-ドラグーンとして結実しました。
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